仮想通貨投資歴5年目になるShunです。
この記事では、以下ような悩みについて解決できます。
超初心者でも分かるように画像付きで手順を教えて!
この記事で解説されていることは以下の通りです。
- メタマスクの概要
- メタマスクのインストール方法&使い方【PC/スマホ】
- コインチェックやバイナンス等からメタマスクに送金する方法
- PolygonとBSCの設定方法
私はNFTゲームをプレイするために普段からメタマスクを利用しています。
また、仮想通貨の取引を始めてから5年目になるので、かなり知識があると自負しており、
初心者がつまずきやすいポイントも熟知しているつもりです。
なので、超初心者でも分かりやすいよう完全図解で解説させていただきますね!
ちなみにメタマスクはスマホでもブラウザでも利用できます。この記事では両方のやり方を解説しているので、お好きな方でトライしてみてくださいね。
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この記事の目次
メタマスク(MetaMask)とは?
まずメタマスクについて簡単にご説明すると、
お使いのパソコンやスマホで仮想通貨やNFTを管理できるWebウォレットのことです。・・・ちょっと分かりづらいですかね?
初心者の方は「メタマスク=インターネット上を持ち運べる、仮想通貨やNFTのお財布」と考えていただければ大丈夫です。
以下のように、現実世界と仮想通貨を比べると分かりやすいと思います!
②飲食店にお財布を持っていって、料理を購入する
②NFT売買サイトにメタマスクを持っていってNFTを購入する
上記のようなイメージで、メタマスクというお財布に仮想通貨を入れておけば、インターネット上で仮想通貨やNFTなどの購入ができるようになるんです。
メタマスク(MetaMask)で何ができるの?
具体的にメタマスクを使えばどんなことができるの?という方に向けて、下記に一覧としてまとめてみました。
②MetaMask上で仮想通貨の両替(=スワップ)
③仮想通貨やNFTの保管と管理
④DeFi
⑤NFT売買
⑥その他、ブロックチェーンゲームを使ったサービス全般
NFTゲームをプレイするために登録必須なパンケーキスワップなどのサービスも、メタマスクを接続しないと利用できません。
このサイトを見てNFTゲームに興味を持った人は必ず登録したほうがいいです。
ちなみに、メタマスクのセキュリティや信頼性に関しては、Google Chromeの拡張機能を利用することが可能なのでかなり高いです。
実際、月間ユーザー数が3000万人を超えている世界で一番人気の仮想通貨ウォレットなので、セキュリティ面は安心して利用してくださいね。
しかもメタマスクは登録料も利用料も無料となっています。
日本語対応もしているので英語が分からなくても安心ですよ。
【ブラウザ版】MetaMaskインストールと初期設定方法
MetaMaskを利用するには、PCの場合はWebブラウザの拡張機能を、スマホの場合はアプリをインストールする必要があります。
ここでは、PCを使ってGoogle Chromeの拡張機能としてインストールする方法をご紹介します。
なお、MetaMask対応しているPCブラウザは2022年7月時点で下記の通りです。
- Google Chrome(オススメ)
- Firefox
- Brave
Chromeの拡張機能としてMetaMaskをインストールするには、
まずChromeウェブストアにアクセスし、画面右上の「Chromeに追加」をクリックします。
すると下記のようなポップアップが表示されるので、「拡張機能を追加」をクリックしてください。
以上でMetaMaskのインストールは完了ですよ。
とても簡単ですね!
パスワードの設定とログイン方法
Chromeにメタマスクのインストールが終了したら、次はログインする際に必要となるパスワードの設定を行っていきます。
まずは、Chromeの拡張機能としてインストールされたMetaMaskのアイコンをクリック。(狐のアイコンです)
すると下記のような画面が表示されるので、「開始」をクリック。
今回は初めてMetaMaskを利用する場合だと思うので、まずは「ウォレットの作成」をクリック。
画面下部の「プライバシーポリシーはここにあります」をクリックすると、
個人情報の取り扱いに関する指針が記載されたページが表示されます。
一通り確認して内容に問題がなければ「同意します」をクリック。
画面が切り替わったら、新規パスワード(最低8文字以上)を入力します。
セキュリティの観点からも、大文字と小文字、数字や記号を組み合わせて推測しにくいパスコードにしましょうね。
また、このパスワードは次回以降にログインする際に必要になるので、忘れないようにメモをとるなどして保存をしましょう。
パスワードを入力したら、「利用規約に同意します」にチェックを入れてから「作成」をクリック。
以上でパスワードの設定は完了です。
リカバリーフレーズの保存方法
続いて「リカバリーフレーズ」の保存方法をご説明していきます。
アカウントを復元させる際に必要になるので、しっかりと確実に設定していきましょう。
まず、動画でリカバリーフレーズについての説明を受けます。動画を見終わったら、「次へ」をクリック。
下記の画像の鍵マークの箇所をクリックすると、12個の英単語が表示されます。
この12個の単語がアカウントのリカバリーフレーズになります。
非常に重要なので、スクリーンショットを撮ったものを印刷するなどして絶対に無くさないように大切に保管をお願いします。
もしリカバリーフレーズを無くすとMetaMaskに入れた暗号資産を取り戻せなくなる可能性があります。
リカバリーフレーズの保存が完了したら、「次へ」をクリックします。
先ほど保存したパスフレーズを、順番にクリックして並べていきましょう。
全部並べ終わったら、「確認」をクリック。
画面が切り替わったら、「すべて完了」をクリック。
以上でMetaMaskの初期設定は終了となります。
お疲れ様でした!
インストールと初期設定方法【アプリ】
続いて、スマートフォンにMetaMaskのアプリ(iOS)をインストールする方法をご紹介します。
最初に、下記からMetaMaskのアプリをインストールします。
【iOSをお使いの方】
⇒MetaMask – Blockchain Wallet
【Androidをお使いの方】
⇒MetaMask – Blockchain Wallet
iPhoneの方は、下の画像の「入手」をタップしてください。
お使いのApple IDのパスワードを入力して、「サインイン」をタップ。
以上でアプリのインストールは完了です。
パスワードの設定方法
続いて、ログインする際に必要となるパスワードの設定方法についてご紹介します。
MetaMaskのアプリを開くと下のような画面が表示されるので、「開始」をタップ。
「新しいウォレットの作成」をタップ。
プライバシーポリシーを確認し、問題がなければ「同意します」をタップ。
希望のパスワードを入力した後、「MetaMaskではこのパスワードを復元できないことを理解しています」にチェック。
その後、「パスワードの作成」をタップします。以上でパスワードの設定は完了です。
リカバリーフレーズの保存方法
続いて、アカウントを復元させる際に必要になる「リカバリーフレーズ」の保存方法を解説していきます。
最初に、リカバリーフレーズの解説動画を確認します。
動画を見終わったら、「開始」をクリック。
下の画像の「表示」をクリックすると、12個の英単語が表示されます。
この12個の単語が、アカウントのリカバリーフレーズになります。
もし無くすと最悪MetaMaskに入れた暗号資産を取り戻せなくなります。
リカバリーフレーズの保存が完了したら、「続行」をタップ。
先ほど保存したパスフレーズを、順番にクリックして並べていきましょう。並べ終わったら、「バックアップの完了」をタップ。
リカバリフレーズの並べ替えに成功すると、下のような画面が表示されるので「完了」をタップ。
以上でリカバリフレーズの保存は終了です。
お疲れさまでした!
MetaMask(メタマスク )にアカウントをインポートする方法
MetaMaskには、先ほどご紹介したアカウントを復元させるための「リカバリーフレーズ」とは別に、
秘密鍵(プライベートキー)というものが割り当てられています。
両者はごちゃまぜになりがちですが、それぞれ利用する目的が異なるので両者の違いをしっかり覚えておきましょう。
- リカバリーフレーズ…アカウントを復元させるのに必要
- 秘密鍵…MetaMaskにアカウントをインポートするのに必要
MetaMaskは、1つのウォレット内に複数のアカウントをインポートすることができます。
つまり、MetaMaskではアカウントA、アカウントB、アカウントC…というように、1つのソフトウェア内で複数のアカウントを使い分けることが可能なんです。
そして、MetaMaskに個別のアカウントをインポートする際に必要になるのが「秘密鍵」です。
MetaMaskにアカウントをインポートする際の手順は、以下の通りです。
②秘密鍵を使ってMetamaskにアカウントをインポートする
下記で詳しいやり方を解説していきますね。
秘密鍵をエクスポートする方法
アカウントの秘密鍵をエクスポートするには、まず下記画像の通りメイン画面の「︙」マークをクリックし、「アカウント詳細」をクリック。
下記の画面が表示されるので、「秘密鍵のエクスポート」をクリック。
アカウントを作成する際に設定したパスワードを入力して、「確認」を押します。
秘密鍵が表示されます。文字列をクリックするとコピーされるので、パスワード管理ソフトなどを使って無くさないように厳重に管理しましょう。
どうしても紛失や盗難が不安だという方は、ウォレットの秘密鍵を記載したテキストファイルをプリントアウトするなどして、秘密鍵をオフラインで管理することをおすすめします。
アカウントをインポートする方法
次に、MetaMaskにアカウントをインポートする方法を解説していきます。
まず、画面右上のアイコンマークをクリックし、「アカウントのインポート」をクリック。
先ほどエクスポートした秘密鍵の文字列を空欄に貼り付けて、「インポート」をクリックします。以上でアカウントのインポートは完了です。
MetaMask(メタマスク)に入金する方法
続いて、MetaMaskに暗号資産を入金する方法について解説していきます。
ここでは、例としてイーサリアム(ETH)の入金方法をご紹介します。
MetaMaskに入金するには、まずメイン画面上部に表示されているアカウント名の箇所をマウスオーバーします。そして、「クリップボードへコピー」という文言をクリックをしてください。
すると、MetaMaskのウォレットアドレスがクリップボードにコピーされます。
あとは、コピーしたアドレス宛にバイナンスなどからイーサリアムを送金すれば、作業は完了です。
しばらくするとMetaMaskにイーサリアムが着金し、下記のETHの数量が入金分だけ増加します。
以上でMetaMaskへの入金は完了です。
ERC-20トークンを追加する方法
初期設定では、MetaMaskのメイン画面にはイーサリアムの残高しか表示されていません。イーサリアム以外のERC-20トークンを追加したい場合は、手動でトークンを追加する必要があります。
ERC-20トークンを追加するには、まずメイン画面下部の「トークンを追加」をクリック。
画面が切り替わったら、検索窓に追加したいトークンの名称を入力し、検索結果に表示された中から目当てのトークンを選んで、「次へ」をクリック。
「トークンを追加」をクリックします。
以上でERC-20トークンの追加は完了です。
メイン画面に戻ると、イーサリアム(ETH)の下に追加したトークンの残高が表示されています。
メタマスク(MetaMask)に「BSC」「Polygon」を追加する方法
初期状態だと「イーサリアムチェーン」しか使えない状態です。
この状態だと「OpesSeaでイーサリアムチェーン対応のNFTの売買」くらいはできますが、ちょっと機能不足です。
このサイトをご覧になられている方なら、将来的に色々なサービスを使っていくことになると思うので、少なくとも今のうちから「BSC(バイナンススマートチェーン)」や「Polygon(ポリゴン)」を使用できるようにしておくのがベターでしょう。
・PancakeSwapなどで珍しい仮想通貨を売買できる
・イーサリアムチェーンより圧倒的に手数料(ガス代)が安くなる
・イーサリアムチェーンより圧倒的に手数料(ガス代)が安くなる
BSC(バイナンススマートチェーン)を追加する【3分で完了】
今後NFTゲームをプレイしようとする場合、これから最も頻繁に使うようになるのが「BSC(バイナンススマートチェーン)」です。
設定方法は下記の通り。
上記の画面になったら、それぞれの空欄に下記をコピペしていきましょう。
新しいRPC URL:https://bsc-dataseed.binance.org/
チェーンID:56
シンボル:BNB
ブロックエクスプローラーURL:https://bscscan.com
これでBSCの設定は完了です!
BSC対応のブロックチェーンゲームなどを遊べるようになりました。
Polygon(Matic)ネットワークを追加する【3分で完了】
最近はPolygonネットワークを利用したNFTやゲームやサービスが増えてきているので、こちらも今のうちに設定しておくと良いですよ。
NFTを安く売買できたりするので、NFTを触ってみたい人には必須になります。
Polygonの最大の特徴は、とにかく手数料(ガス代)が安いことです。
なんとイーサリアムチェーンの1/1000くらいになることもあります。
というわけで、先ほどと同じ手順でネットワークを追加してください!
入力内容は以下の通りです。
新規RPC URL:https://polygon-rpc.com
チェーンID:137
通貨記号:MATIC
ブロックエクスプローラーのURL:https://polygonscan.com
ここまでできれば、メタマスクの設定はバッチリです!
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MetaMask(メタマスク)から送金する方法
続いて、MetaMaskから取引所などへ暗号資産を送金する方法について解説していきます。
まず、メイン画面から送金したい通貨を選んでクリック。
画面が切り替わったら、「送金」をクリック。
「送信先」に送金先のアドレスを入力していきます。
送金したいアセット(通貨)と金額、Transaction Fee(取引手数料)を選んで「次へ」をクリックします。
送金内容をしっかり確認して間違いがないようなら、「確認」をクリック。
以上で送金完了です。
MetaMask(メタマスク)のアカウントを復元する方法
万が一MetaMaskをインストールしたPCが故障してしまい、新しいPCに買い換えた場合や、
誤ってMetaMaskの拡張機能を削除してしまった場合は、MetaMaskのアカウントを復元する必要があります。
アカウントの復元には、先程ご説明したとおり12個の英単語で構成された「リカバリーフレーズ」を使用します。
まずはMetaMaskをインストールして、ログイン画面に移動します。
そして、「シークレットリカバリーフレーズを使用してインポートする」をクリック。
すると下記の画面が表示されるので、「ウォレット シークレット リカバリーフレーズ」と記載された欄にリカバリーフレーズを入力してください。
続いて、「新しいパスワード」と「パスワードの確認」の欄に新しいパスワードを入力していきます。
すべて入力したら、「復元」をクリック。
以上でアカウントの復元は完了です。
まとめ
今回の記事ではMetaMaskのインストール方法や入金・送金方法、アカウントの復元方法などについて詳しく解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
Metamaskは、イーサリアム系のトークンを保管するのに非常に便利なウォレットです。また、ネットワークを追加することで数多くのNFTゲームなどと連携させることができる汎用性の高さも魅力のひとつですね!
ただし、何度もご説明した通りアカウントのリカバリーフレーズやウォレットの秘密鍵を紛失してしまうと、MetaMaskで保管していた暗号資産を取り出せなくなり永遠に失ってしまうことになりかねないので、
リカバリーフレーズと秘密鍵は、紛失や漏洩に気を付けて大切に管理しましょう。
MetaMaskに入れておく資金は常に最小限の金額だけにしておくのも安全に楽しむコツだと思いますよ。