NFTゲーム・BCG(ブロックチェーンゲーム)・GameFi、これらが指すものは同じですが、
そもそもNFTゲームとは何なのか、よく分かっていないという方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、NFTゲームについて詳しく知らないという方向けに以下のような内容を解説していきます!
どういう仕組みで稼げるのか分かっていた方が安心できますし、
NFTゲームへの興味も深まると思いますのでこの記事でしっかりと理解していきましょう!
※この記事の所要時間は10分です。
・NFTゲームと従来のゲームの違いは何?
・ゲームをするだけで稼げるのはなぜ?
・初めてプレイするのにおすすめなNFTゲームは?
この記事の目次
NFTゲーム(GameFi)とは?
NFTゲームとはブロックチェーン技術を用いて開発されたゲームのことです。
ブロックチェーン技術とは次のような技術のことを言います。
ブロックチェーン技術とは情報通信ネットワーク上にある端末同士を直接接続して、取引記録を暗号技術を用いて分散的に処理・記録するデータベースの一種であり、「ビットコイン」等の仮想通貨に用いられている基盤技術である (総務省HPより)
つまり、ブロックチェーン技術とは仮想通貨の正確な取引履歴を維持するための仕組みなのですが、
この技術がNFTゲームでも活用されています。
とはいえ、いきなりブロックチェーン技術と言われても何のことだかさっぱり・・・という方がほとんどだと思いますから、
まずは具体例を挙げますね。
ゲームとブロックチェーン技術が組み合わされば、たとえば次のようなことが可能になります。
- チートや不正がほぼ不可能になる
- ゲーム内のアイテム等を取引できるようになる
- ゲームで稼げるようになる
今までのゲームには出来なかったことばかりですね!
上記の3つは分散型台帳技術によって実現しているのですが、これ以上は専門的な話になるのでこの記事では省略します。
ここではブロックチェーン技術のおかげで従来のゲームの不足点が改善されたのだと解釈しておけば大丈夫です!
ブロックチェーン技術がゲーム業界にさまざまな可能性をもたらすということが何となくわかって頂けたでしょうか!
肝心のゲームをするだけで稼げる理由に関しての説明はまだなので、続けて詳しく解説していきますね!
NFTゲームで稼ぐ仕組み
なぜNFTゲームで稼ぐことが出来るのかをすっきり理解するためにも、
まずは従来のゲームではなぜ稼げなかったのかについて考えてみましょう。
そもそもなぜ従来のゲームでは稼げなかったかというと、ゲーム業界ではRMTがタブー視されているからです。
RMTとはリアルマネートレードの略であり、ゲーム内のキャラクター、アイテムといった架空の財産と現実のお金を取引することですね。
それの何が問題なの?と思われる方もいるかもしれませんが、RMTが禁止されている理由には主に次の2つがあります。
- チートでアイテムを複製するプレイヤーが現れる→荒稼ぎされる→運営が損する
- 強いアイテムが出回ることでゲームバランスが崩壊→プレイヤーが離れる
上記のような理由から、ゲーム内でアイテム取引を禁止しているゲーム会社がほとんどでした。
RMTの禁止はゲーム業界の衰退を避けるための苦肉の策だったんですね。
しかし、ブロックチェーン技術のおかげでその必要もなくなります。
なぜなら、デジタル資産の本物と偽物の区別ができるようになり、分散型台帳技術によって改ざんや複製も事実上不可能。
それにより、デジタル資産の価値が保証されるようになったからです。
コピーが容易なデジタル資産であっても、本物であることの証明さえできれば等価交換することが可能になりますから、
ゲーム内のアイテムを取引できる=ゲームで稼げるようになったということですね。
ブロックチェーン技術がゲーム業界にもたらした影響はとてつもなく大きいと言えます!
初心者におすすめのNFTゲームランキング
それではここからは初心者におすすめのNFTゲームをランキング形式でご紹介したいと思います♪
3位:MIR4(ミル4)
ジャンル:MMORPG
対応言語:日本語/英語
対応機種:PC・スマホ(iOS/Android)
ネットワーク:イーサリアム(ETH)
トークン:DRACO/WEMIX
リリース日:2021年8月26日
公式サイト:MIR4(ミル4)
MIR4とは、WemadeNextという韓国の会社が開発したMMORPGです。
モンスターを狩猟したり、採掘したりといった要素があるのでゲーム性はどことなくモンスタハンターに似ています!
最初にチュートリアルで操作確認もできますし、日本語対応もしているので迷うことなくゲームを進められます。
また、移動やバトルを自動で行ってくれる便利機能もあるので、ある程度までなら放置でゲームを攻略することも可能です。
MIR4で稼ぐには黒鉄(Darksteel)と呼ばれる素材を採掘してDRACOという仮想通貨と交換する必要がありますが、
1DRACOを獲得するには黒鉄を100,000個ためる必要があります。
それに加えて、黒鉄とDRACOを交換するためにはキャラクターのレベルを40まで上げないといけないので、
稼ぐまでにはそれなりの時間がかかる点は理解しておきましょう。
一方でゲーム自体は無料プレイが可能で始めやすいですし、やり込み要素も多いので試しに遊んでみるNFTゲームにはもってこいだと思います!
2位:Crypto Spells(クリプトスペルズ)
ジャンル:トレーディングカードゲーム
対応言語:日本語
対応機種:PC(ブラウザ)・スマホ(iOS/Android)
ネットワーク:イーサリアム(ETH)
トークン:SPLASH(SPL)
リリース日:2019年6月25日
公式サイト:Crypto Spells(クリプト・スペルズ)
クリプトスペルズとは、2019年にリリースされたトレーディングカードゲームです。
NFTゲームの多くは海外で開発されたものなので英語でのプレイを強いられますが、
クリプトスペルズは数少ない日本の会社が開発したNFTゲームなので、初めてNFTゲームを遊ぶ方には特にオススメですよ。
バトルシステムはシャドウバースとかなり似ているので、
過去にプレイしたことがある人なら仮にチュートリアルをスキップしてもすぐにゲーム性を理解できると思います。
プレイにはMetamaskというオンラインウォレットと連携する必要がありますが、
Twitterアカウントと連携するだけでも簡単に遊べるので1分もあればゲームを始められてお手軽です!
ちなみに今ゲームを始めると有名ゲーム実況者もこうさんのNFTカードをGETすることができます!
(※記事をお読みになった時期によってはすでに配布が終了している場合もありますのでご了承ください)
クリプトスペルズは1試合あたりが5分程度と短く、スマホでも気軽にプレイできるのでちょっとしたスキマ時間でサクッと遊べるのも魅力!
1位 The Sandbox(ザ・サンドボックス)
ジャンル:オープンワールド
対応言語:日本語/英語
対応機種:PC(Windows/Mac)
ネットワーク:イーサリアム(ETH)
トークン:SAND
リリース日:2022年後半(予定)
公式サイト:The Sandbox(ザ・サンドボックス)
TheSandboxはマインクラフトにとてもよく似ているオープンワールドゲームです。
キー配置もほとんど同じなので、PCでマインクラフトを遊んだことがある人はすんなりとゲームの操作感に馴染めると思います。
ゲームは無料でプレイ出来ます!
Twitterアカウント、Googleアカウント、Facebookアカウントのいずれかがあれば簡単にゲームを始められるので、初めて遊ぶNFTゲームとしてもオススメですね!
ザ・サンドボックスではボクセルアートで建築物やオブジェクトを作成したり、
GAMEMAKERというツールを使ってゲーム内で動く3Dゲームを作成して遊ぶことも出来ますし、
LANDと呼ばれる自分の土地を所有すればそれらのオブジェクトやゲームを展示して販売することで収益化に繋げられたり、
他のプレイヤーに見て遊んでもらうこともできます。
一つ残念な点を挙げるとすれば、現在LANDの価格は高騰していて安い土地でも30万円ほどするので、
収益化のハードルが高めという点でしょうか・・・!
しかし、プレイ自体は無料でできるので、まずは試しにダウンロードして遊んでみましょう!
最後にまとめ
この記事ではNFTゲームとは何か、NFTゲームで稼げる仕組みなどについてご紹介しました!
NFTゲームとは、ブロックチェーン技術を用いて作られたゲームのことです。
ブロックチェーン技術のおかげで従来は改ざんや複製が容易だったデジタル資産の価値を保護できるようになり、
それらのデジタル資産をNFTとして仮想通貨と取引する事でゲームで稼げるようになりました。
歩くだけで稼げる(Move to earn)ゲームや、寝るだけで稼げる(Sleep to earn)ゲームなど
従来では考えられなかったユニークな稼ぎ方も登場しているため、今後の動向に注目していきたいですね!